TOTOがユーザー調査の高速化を目的に、「ユニーリサーチ」を導入
ダイレクトリサーチプラットフォーム「ユニーリサーチ」を運営する株式会社プロダクトフォース(本社:東京都港区、代表取締役CEO 浜岡 宏樹、以下「プロダクトフォース」)は、TOTO株式会社(以下、TOTO)が、国内住宅リモデル市場におけるTOTOのマーケットイン活動の強化を目的に「ユニーリサーチ」を導入したことをお知らせします。導入により、TOTOではアンケートとユーザーインタビューを組み合わせた「定量×定性」のリサーチを実施。2〜3日で数百人規模の声を収集し、生活者の本音にもとづくマーケティング戦略の精緻化に活用しています。
導入の背景
TOTOは、「ウォシュレット」をはじめ、トイレ、バスルーム、キッチン、洗面化粧台などの水まわり住宅設備機器を国内外に展開しています。1993年には既存住宅のリフォーム需要に着目し、「リモデル宣言」を発表。2018年からは、はじめての方でも安心してリフォームを進められるよう、お客様が知りたい情報を「みえる」「わかる」状態にする「あんしんリモデル」を掲げ、公式サイトやショールーム、コールセンターなど各接点での価値提供に取り組んできました。
今回ユニーリサーチを導入した販売統括本部 リモデル営業企画グループでは、各部門の調査結果を取りまとめる「基盤を固める」の業務に加え、生活者の声を戦略や製品企画へ反映する「攻めのリサーチ」への転換を進めていました。
一方で、これまでのお客様理解は、ショールーム来館者への対面インタビューやコールセンターに寄せられる声が中心でした。そのため、管掌部門との調整に時間を要するほか、調査協力者の属性に偏りがあり、TOTOとまだ関わりを持っていない方の声を捉えにくいという課題がありました。こうした背景から、より迅速かつ幅広く生活者の声を収集し、マーケティング戦略の精度向上につなげるため、ユニーリサーチの導入にいたりました。
左からリモデル営業企画グループの眞鍋様、岡様、岡崎様
実施内容と得られた効果
(1)数百人規模の声を2〜3日で収集し、意思決定を迅速化
従来、社内会議で施策の妥当性を検証する際など、営業支社を通じて現場の情報を集約し、定量的に整理するプロセスが必要でした。ユニーリサーチ導入後は、2〜3日で数百人規模の声を収集できるようになり、翌週の会議にもファクトを反映しやすくなっています。
施策検討の初期段階から定量的なエビデンスを取り入れることで、社内の合意形成や意思決定のスピード向上につながっています。
(2)スクリーニングにより、インタビュー対象者のセグメントを精緻化
TOTOでは、従来「住宅リフォームをした方」と大きく捉えていた対象者を、ユニーリサーチのスクリーニング調査を通じて、お住まいの地域、年代、検討状況などの切り口で分類。特定の属性に偏らず、幅広い生活者の声を収集できるようになりました。
調査会社に委託する場合、調査企画から結果納品までに約3〜4ヶ月を要するケースもありますが、ユニーリサーチの活用により、スピードが求められるテーマでは短期間で調査を実施し、必要に応じて深掘りする運用が可能になっています。
(3)定量×定性の組み合わせで、カスタマージャーニーの解像度を向上
TOTOでは、まずアンケートで市場構造や全体傾向を把握し、その後、深掘りしたいセグメントに対してユーザーインタビューを行う「定量×定性」のリサーチを実践しています。
インタビューでは、「ショールームで複数メーカーの商品を見たが、違いがよくわからなかった」「リフォーム検討の最初はワクワクしていたが、比較するうちに疲れてしまった」といった声が得られました。
こうした声から、リフォームにおいて住宅設備機器は単独で選ばれるものというより、お客様が理想とする空間を実現するための一要素であることが見えてきました。また、元請けや販売店など、生活者の意思決定に関わるステークホルダーの影響も把握でき、より解像度の高いマーケティング戦略の策定につながっています。
導入企業からのコメント
TOTO株式会社 販売統括本部 リモデル営業企画グループより、以下のコメントをいただいています。
グループリーダー 岡 真弓子氏
リフォームは、お客様にとって人生で何度も経験するものではありません。だからこそ、一連の流れにある不安を「あんしん」に変え、お客様との絆をつなぎ続けることが大切だと考えています。
これまでお客様の声を聞くには、ショールームでの調整や対象者選定に多くの時間と工数がかかっていました。ユニーリサーチを導入したことで、お客様の属性や状況を把握したうえで、幅広い層の声を迅速に集められるようになっています。ファクトにもとづき、より具体的な方向性を示せるようになったことは大きな変化です。
マーケティング戦略チーム 企画主査 岡崎 藍氏
社内の会議で「本当にそうなのか」と問われたとき、以前は営業支社を通じて現場の情報を集め、整理する必要がありました。ユニーリサーチでは、2〜3日で数百人規模の声が集まります。翌週の会議で「実際に聞きました」と報告できるようになり、企画を前に進めやすくなりました。
操作が直感的で使いやすく、定量調査の回答が集まっていく様子をリアルタイムで確認できる点も印象的でした。応募者とのやり取りや履歴管理もツール上で完結できるため、チームで情報を共有しながらリサーチを進めやすいと感じています。
マーケティング戦略チーム 眞鍋 尚司氏
私たちマーケティング戦略チームは、市場全体を見ながら、調査結果を実際の戦略に落とし込む「攻め」のリサーチに取り組んでいます。
インタビューを通じて、メーカーである私たちが当たり前だと思っていた価値が、お客様には十分に伝わっていないことに気づく場面がありました。また、お客様が自発的にメーカーを選んでいるとは限らず、リフォーム店の一言が意思決定に影響していることも見えてきました。お客様のジャーニーの中で、接点となるステークホルダーとの関係性を理解することは、今後の戦略にも反映できる重要な発見だと感じています。
TOTOにおける今後の活用方針
TOTOのリモデル営業企画グループでは、TOTOのマーケットイン活動のプラットフォームとしての機能をさらに強化していく方針です。
今後もユニーリサーチを活用し、企画・推進メンバー全員が提供価値の解像度を揃え、明確なカスタマージャーニーにもとづいた戦略を素早くPDCAサイクルに乗せていくことを目指します。
TOTOが創業時から大切にしてきた「どうしても親切が第一」という考えを、お客様やステークホルダーに対して体現し続けるため、顧客理解を起点としたマーケティング活動を推進していきます。
事例記事はこちら
ユニーリサーチについて
「ユニーリサーチ」は、“最短当日・従来調査コストの10分の1以下”でユーザーリサーチを実施でき、登録企業数・インタビュー調査件数でNo.1※を獲得している国内最大級のダイレクトリサーチプラットフォームです。累計3,600社・86,000件以上のご利用をいただいており、「オンラインインタビュー」、「アンケート」、「訪問調査」、「会場調査」、「ホームユーステスト」と様々なリサーチニーズに幅広く対応しております。
公式サイト:https://unii-research.com/business/
※コンシューマー向けセルフインタビュー調査サービスの年間インタビュー調査件数(調査期間:2024年9月~2025年8月)、ユニーク登録企業数(調査期間:2025年8月末時点)、(株)東京商工リサーチ調べ
株式会社プロダクトフォース 会社概要
会社名:株式会社プロダクトフォース
代表者:代表取締役CEO 浜岡 宏樹
所在地:東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー 23F
設立:2023年1月
事業内容:ダイレクトリサーチプラットフォーム「ユニーリサーチ」の開発・運営
コーポレートサイト:https://productforce.co.jp
